同期

同期

父の昔の話し


住み込みしていた奉公先では
多いときには20人ほどいたそうで

寝るところもなくて、
裁ち台で寝ていたこともあった。
そんな賑やかでわちゃわちゃしていた昭和40年代のころの話です。

集団生活なので就寝時間とか規則のようなものはもちろんありましたが、
そこは元気でやんちゃな若人たちがたくさんいるところ、

社長やおかみさんの目を盗んでは
遅くまで麻雀をしたりしていたそうです。

父もそんなメンバーの一人でしたが、
どうやってもかなわない強者がいたそうです。
その人は麻雀だけではなくて、ゴルフもうまくて、
何をやってもそつなくできちゃう本当に凄い人だったと。

その時の同期たちは
独立してそれぞれ作業着やさんになりましたが、

その当時、うちに来たお客さんが、
「この前行った作業着やさん(同期の作業着やさん)で買い物しようとしたら、そこのオヤジに普段どこで買っているのか聞かれたから上田で買ってるって答えたら、商品を丁寧に置いて、上田で買ってくれって言われたんだ」

と言われたそうです。

(売り手→よくない
買い手→よくない
世間→よくない

全っ然「三方よし」じゃない^^; )

また、ある時には
改築したときにとても喜んでくれて
お祝いに来てくれたのですが、

店舗の中には一切入らなかったそうです。
中に入ってお茶をすすめても
絶対に足を踏み入れなかったそうです。

それを聞いて、
昔のお侍さんのような人だなあと思いました。

同じ釜の飯を食った当時の同期で集まった写真はたくさん残っているのですが、
そういえばお店の中で撮った写真は1枚もありません。

今ではなかなか理解できない部分もあったりしますが、

絶対的な太い絆がありながらそれでも踏み込まない領域を残している
円と円の共有点以外の部分をお互いが大事にしている関係だったのだなと思いました。

そんな昭和を生きた男のダンディズムを感じた話しでした。

(※最初の件の麻雀の話しですが、夜12時ごろ夜鳴きそば←ラーメン屋さんがチャルメラを鳴らしながら来ると、よくみんなでわーっと行っていたみたいです。おかみさんは気づいてたんじゃないかな。何も言わなかったけど。父談)

言えない(書けない)話しもたくさんありますが、
人となりのキャラクターが確立している人が本当に多くて
当時の話しを聞くのは本当におもしろいです。



合掌
蕨上田

守る

令和2年も早いもので3月を迎えようとしています。

1月から新型ウイルスによる肺炎が流行して
いまだ終息に向かう気配が見えません。

この時期に行う様々な行事も中止や延期になって、
当日、その日のために照準を合わせてもう何年も前から
努力をしてきた人たちもいらっしゃるのではないでしょうか。
その方たちにとっては本当に無念だったのではなかったかと思います。

これだけ技術が進歩し、情報がいろんな人に共有されて、
ほぼ皆が等しく知識を得ている状態にもかかわらず、
それでもくい止める事ができないことがあるのだと思いました。

被害がこれ以上大きくならないよう今、私たちができること、
自分を守る事、
自分を守る事で、近くの誰かを守る事ができる。

大げさっぽくなってしまいましたが、
手洗い、うがい、睡眠、栄養、不要不急の外出を控える。

自分ができる事ってこんな事くらいしか思いつきませんが、
その積み重ねが誰かを守る事につながるのだと信じています。

日本ならではの時季時季の愉しみ。
これから暖かくなるにつれて各地方いろいろな行事が目白押しなので、
それまでにはなんとか落ち着きますように...

ただいま、アシックス安全靴一部セールしております!

新しい時代

「令和」元年明けましておめでとうございます。

元号が変わり、
新しい時代の幕開けです!
昭和、平成ともに令和の蕨上田もよろしくお願いいたします。

※各メーカーさんから夏物入荷しました~(^0^;)
空調服も絶賛発売中です!←季節感が...

JET PILOT

令和元年もいよいよ残り1ヶ月となりました

1年経つごとに月日の過ぎるのが本当に早く感じます。

この、なんというのでしょう、
「時間早送りの怪」は
気のせいかなと思っておりましたが、
ちゃんとしたメカニズムがあるようで…。

長くなるのでアレなんですが、
まとめてみますと、

年を追って経験が増えていくにつれて
いろんな出来事をまとめるクセがついちゃうため
考えることなく1日がルーティン化してしまう...
(脳が勝手に自動処理を行って時間の感覚がないまま時が過ぎてしまう。心的な時間の圧縮作用なんちゃらかんちゃら…。)

ということらしいです。



確かに言われてみれば、
分からない事とかあっても
以前に経験した何かに結びつけて,
オッケーオッケー!

って感じで流すことが最近多いこと多いこと…。


子どもの頃を振り返ってみますと
お味噌汁に入っているシジミの殻の数を数えたりとか、
流れ星出ないかなーと
蕨の空ずっと空見てたりとか、
(ほぼ出ません)

発見や感動の連続だったあの瞬間、
今となっては皆無に等しいデス

ひとつひとつの出来事に対して、
感動する気持ち、
丁寧に向き合う気持ちで、
時間の進み方が変わるなんて、
ホントに不思議だなと思いました


そんな年の瀬を過ごしておりますが、
当店に新しい取引先が一つ増えました!

「JET PILOT」というメーカーさんです。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、
マリンスポーツではおなじみのブランドです。
JET PILOT
お話を聞いてみると、
建設業界で働いている方って結構海が趣味という方が世界的にも多いそうで、

ウエットスーツだったりとか、
機能的にもかぶる部分が多く、(ウエットスーツはかぶりませんね^^;)
そんな方にお仕事中も、
ジェットパイロットを着てほしい、

そんな想いを込めて、
3年ほど前にワークウエアを立ち上げたそうです。
ワークウェア
上下のセットアップではなく、
カーゴパンツ主体になります。
綿とかストレッチ素材で履きやすく、
軽量、耐久性に優れてます。
奇をてらった色はなく、
黒、ネイビー、オリーブ、カーキの4色。

上着に何を着ても合う色展開となっています。

そのほかTシャツ、Hoodie(最近パーカーの事をフーディーっていうのですか!?)
などがあります。

そして、
このTシャツの背中にかいてあるのが
ジェットパイロットさんのキャッチフレーズにもなっている

”fueled by friday"
ヒュードバイフライデー!
fueled by friday
↑こんな感じデス^ ^。かわいっしょ


直訳すると金曜日が燃料、
金曜日の為に働いている、
金曜日だけが生きがい。

日本でいうところの
「花金」
みたいなものでしょうか。
(※アルバイトの子に聞いたらなんですかーそれーw!ですって。
死語だったのか…。)

うしろに花金
って書いてあるTシャツは着たくないですがあせる
英語だと
なぜかカッコよくみえてしまう

これなら着たいと思いませんか?


平日仕事めっちゃ頑張って、
金曜日爆発するぜ!
って逆説的な感じ。
(めいいっぱい仕事するという意味も込められてると思います)
メッセージ性強い!
fueled by friday
公式のHPも覗いてみましたら最後にこう書いてありました。

"Jetpilot Workwear is for those who work,but work to live"

ジェットパイロットのワークウエアは働く人、
そう、生きるために働く人の為にある

働くために生きている
(live to work)のではなく、
(素晴らしい)人生を過ごす為に働いている
(work to live)人を応援する。
という意味になるのでしょうか。

ほんとに、
メッセージ性強いですね

(ちなみに当店は”職人さん応援団”というキャッチフレーズあります)

「時間早送りの怪」が解決されたところで、
今後は、

こちらの
ジェットパイロットさんのコンセプト
見習ってですね
最近日々ルーティン化している自分
反省してですね

令和2年に向けて
丁寧にゆっくりとディティールを楽しむことを意識していこうと思いました

それが人生、
私の人生、
私は自由、
この人生は夢だらけ~
ばいりんごということで。

既存不適合機械等更新支援補助金(フルハーネス補助金)

夏もようやく終わりかけ。

蕨では今、
セミの大合唱が始まっています。

雨やら風やらで、
セミにとっても土の中から出るタイミングを図っていたのでしょう。

出ようと思ったら暑い!

出ようと思ったら雨!

出ようと思ったら台風!

出ようと思ったら、

とうとう9月になってしまった

のか、どうなのか分かりませんが…。



そんな感じの9月ですが、
第2回目のハーネスの補助金事業が
建災防から開始されます。(9月上旬予定)


この補助金事業、
正確に言うと、
「既存不適合機械等更新支援補助金」

(不適合なんて
そんなご無体な言い方…)

と、言います。

ここはすっきりと
「新規格フルハーネス補助金」!

でいいと思いますが、
ほかの補助金事業(移動式クレーンの過負荷防止装置の件)
と抱き合わせのようで・・・。

補助される金額は、1台につき半額。
1万円のハーネスですと5千円の補助が出ます。

上限は12,500円なので、
3万円のハーネスを購入しても1台につき12,500円の補助になります。

ただし、
全ての人に適用されるわけではありません。

判断基準は
加点方式になります。

申請書に
◉規模はどのくらいですか?
◉職種はなんですか?

などをはじめとした色々な記入欄があります。

会社規模が
50人以上だと…0点、
1人から9人だと…5点。

業種が
鳶さんだと…40点、
大工さんは…30点。

などのようなチェック欄があります。


それから、

ハーネスの形に関しても加点方式
となります。

「追加安全措置」という名で

以下の仕様

⑴背中X腿V型
(当店のハーネスは背中Y腿水平)

⑵2本ランヤード
(これはok)

⑶ロック装置付き巻き取り器
(リール帯ですね。)

⑷サスペンショントラウマ防止ストラップ
(万が一墜落した時、足に引っ掛けるやつ)

⑸ワンタッチバックル
(これもok)

⑹反射板
(別売なので、当店の商品は加点ならず)




5つ以上あてはまっていたら…10点、
3つ以上なら…2点、

2つ以下だと……0点になります。

前回ご紹介した
当店のエンジのハーネス
追加安全措置2項目のみなので、
0点になります
既存不適合機械等更新支援補助金(フルハーネス補助金)

エンジのハーネス

こんにちは。

本日も限りなく暑いです!

HOT!HOT!


小さい頃、
虫取りや縁側でスイカを食べた夏、


もっと言えば、
5.6年前の仕事をしていた頃の夏も
どんな感じだったか思い出せない位、
このイタ暑い感じが
通常になってしまった最近の夏事情

いったいどこまでいくのでしょうか


当店にご来店いただいたお客様が
こんなことをおっしゃっておられました。


「暑いですね。
これ、外でお仕事してはいけない
レベルですよね。」

「そうだね。
だから○○年ごろ(←何年か忘れた)
大きなドーム型の町ができるって話だよ。」


えー!ほんと!!

おー!町自体がドームになる!
あながち、夢の話じゃないですね。


実現したらすごい!
一気に未来だ!!


是非是非、実現してほしいです


前回の続きです。


前回,
タジマ縦型ベルトホルダー付きのコンベックスをご案内していた際に
着用していたハーネス。

あのエンジのハーネスですが、

実は椿モデルさん監修のもと、

梅春いちや」様と当店

2店舗限定!


で販売しているハーネスなんです。

こちらです!

ザザン!
エンジのハーネス
「墜落制止用器具の規格」
適合品!

EN361 2002規格
「フルボディハーネス」適合品!


えんじ色のハーネス、
実はオリジナルのハーネスだったんです。

また、ようやくといいますか、
他社さんの新規格のハーネスも
だいぶそろってまいりました。

タジマの蛇腹ランヤード付きのハーネス


タジマの平ロープ付きのハーネス

トーヨーのリール付きハーネス

ポリマーの伸王付きハーネス

3Mの蛇腹ランヤード付きのハーネス

などなどなど…。


あ、もちろんハーネス単体やランヤードのみの販売も行ってます。

タイタンの「江戸鳶」


タイタンの「PANGAEA」とか。

そんな中、

当店のハーネス・ランヤード

ほかにはない様々な特徴があるんです


まずは,

①背中がY型

新規格で背中Y型のハーネス,
取り扱っているのは現在、


当店のハーネスのほかに

椿モデルさんのハーネス

ポリマーさんのハーネス

の3種類のみとなります。


Y型でお探しの方は
選択肢が広がると思います


そして、
②腿ワンタッチバックル

これはお客様からのご要望が多い案件です。

譲れないポイント率高めです。


③ハーネスがエンジ色

やっぱりハーネスは黒が主流でしょ。

と思う方が多いと思いますが、
エンジ結構いい色ですよ^^

赤過ぎず、


紺の鳶服にも(紺×エンジ)、

デニム生地にも(インディゴ×エンジ)

合います。
インディゴ×エンジ
うん、違和感ないですね^^。

そして、
ランヤード。

こちらも
「墜落制止用器具の規格」適合品

EN355:2002規格
「エネルギーアブソーバ付ランヤード」
適合品
です。

特徴です。
①フックの色

ガンメタグレーとワイン色の組み合わせになります。
フック
赤みの強い色なので、
開口部だけ色づけしました。

より際立つ色になってます。

②ショックアブソーバが
とても小さい



実際他社メーカーのSAと

比べてみると分かります
当店のランヤードのSAは
相当小さくなってます。

新規格になって、
お客様が気になる1つとして

ショックアブソーバ(SA)の大きさが
上げられます。

当店のランヤードは、
なんと!シングル並の小ささなんです。

そして、そんな小さいSAですが、
小さいだけではないのです。

③第二種も通っている
タイプ2のランヤード
でもあります。

二種が通っているショックアブソーバは
多くありません。

今現在お店で販売されている中では

椿モデルのランヤードと
当店のランヤードのみだと思いますが、

どうでしょうか・・・。

※第一種も兼ねていますので、
フックの掛ける位置によって、
ランヤードを変える必要がありません。
(さらに、B種も通っています
1本で3種類のタイプ
(第一種、第二種、B種)
通っている優れものであります!)

④とっても軽い!!

ダブルのランヤードで
総重量940gと驚きの軽さ。

実際持ってみると違いが分かります
その秘密はループtoループ。

通常ですとSAに金具を通してから
ロープにつなげるのですが、

当店のランヤードは金具を使わずに、
ロープで輪っかと輪っかをつなげています。

その結果金具の重さ分を軽量化、
荷重もいったんロープに吸収されるため、

万が一の落下でも衝撃が強くならずにすみます。
これだけのクオリティで
お値段もお手頃価格。

おまとめのご注文も大丈夫です!


ハーネスとランヤードのセットはこちら!になります
ハーネスとランヤードのセット
腰袋や胴当て、ベルト通し、肩パッドなどついたフルセットもあります。







この暑さですとさすがに今は空調服のお問い合わせが多いです。



安全上ハーネス着用が義務化されましたが、



今はこの暑さが安全上の妨げになる大きな要因だと思います。



どうぞ熱中症にはお気をつけてください。

梅雨の風物詩

ジメジメとした梅雨の時期が到来しました


今年は5月が暑くて
いきなり夏がやってくるのかな〜と、
思っていましたら、

今年もきちんと⁈梅雨前線が日本に停滞
ここ蕨でも多い少ないありますが、連日雨が降っております

若干昔は、
紫陽花やカタツムリ、蛍など、
梅雨ならではの楽しみ方があったような気がしますが、
ここ何年かこの時期は、
異常なほどの豪雨で、
気持ちの上で

「時季を愉しむ」

という事が難しくなりつつあります

最近も南九州の方で大雨がありました。
市内百何万人の避難警報が出ましたが、
幸いといいますか、
市街地を流れる川がなんとか耐えてくれて、
氾濫せずに済んだため、大災害には至らずに済みました。有事に備えて工事をしてくださった方々、ありがとうございました。





さて、限定品のご案内です☺️
タジマ限定縦セフ付きWマグ25
紫陽花やカタツムリと並んで、
すっかり梅雨の風物詩となってしまった
限定ダブルマグ

今年も梅雨前線と共に登場です。

お色はこちら️!
あれ?…既視感…
赤とゴールドってなかったっけ?
ありそでなかった?
いやいやあったあった

あったよね…



そっか、
これは縦セフにダブルマグがついている

ということが
限定なのですね!

ダブルマグ付き縦セフ!


…ダブルマグ付き縦セフのご案内です☺️


主たる商品はこちら!
ということで…
後付けセフ縦ベルト
後付けセフ縦ベルト!

こちらの紹介です^ ^


お仕事をすすめていくにつれて
胸元にあったらいいなぁと思う道具ってありますでしょうか。
迷わずパッと取り出せて、見ずにしまえたら便利だなっていうもの。

縦セフはそれを具現化したアタッチメントになります。


何をそこに取り付けるかは
その人次第。
限定ダブルマグ
という方は、
まさに、こちらの限定ダブルマグ。

無線機?スマホなどだと
こちらのパーツケースなどいかがでしょうか。

またカラビナも何種類かあります
あとは色々と付け替え可能です

ハーネス着用が義務化されて、
今後色々な職種の方がハーネス着ることになって、どのような使い方をするのか楽しみです(^^)。

こちらで販売してまーす!





ところで
一番上の画像…
ご覧になりましたでしょうか☺️

こちらに関しましては
to be continued…

でございます

匠ゴールド ~革新と感動を~ TSデザイン

「令和」元年

明けましておめでとうございます。



皇位継承にともなう史上最長の10連休、

みなさまどのようにお過ごしになりましたでしょうか。



当店は通常通りの営業でしたが、

1か月前に行った改元発表から

(お客様と一緒にスマホでその瞬間を分かちあいました!)

10連休に至るまで、

なんというのでしょうか。



未来志向のワクワク感?



奉祝という厳かな気持ちを持ちつつ、

いやいや、ここは商人らしく、

パーっとセールでもして、

お祭りのような雰囲気で祝意を示したい気分?



どちらにいたしましても、

「令和」という新たな時代の幕開けに参加できたことは、

本当にありがたいことだと感じました





さて、「匠」シリーズ第3弾です

ケミカル、タイダイと

次々と

こだわりのデニムを出してまいりましたが、

ついに、



ついに、



ついに、



なんとですよ、

「匠」ゴールド



出ました。



「匠」ではありません。

「匠」ゴールド



でございます。





なにが今までと違うかといいますと、



加工過程が、

大変なことになってるのです



営業担当の方に

どんな加工なのかきいてみましたら...



手すりやサンドブラストで白度をつけたあと、

ストーンバイオ、オーバーダイ加工して、

樹脂コーティングから立体感を出すための3D加工を施しました!



だそうです



・・・すこし調べてみました



まず、手でこすったり、サンドブラストで砂を吹きかけたりして

使い込んだように白っぽくします。

そして、ストーンBIOは石(研磨石?)とBIO酵素で生地を柔らかくし風合いを出していきます。

オーバーダイ加工は加工したデニムをさらに染めていく!?作業ということでしょうか。



樹脂コーティングはマットな手触り感。

触った感じがしっとりしているのはこの加工のためです。



そして仕上げに、立体感をだすために3D加工を施しました、とのことです





加工現場を見たことがないので、

想像の域をはるかかなた超えておりますが

きっと、ものすごい時間と手間がかかっているのだと思いました。

(工場見学行ってみたーい)



そして、出来上がった商品は

最初の青青しい?デニムと比べると、同じものとは思えないほどの変わりようです



児島の匠チームの方たちの加工技術は、

本当に凄い!デス

作品を作り上げていくという意味ではアーティストみたいです!



今回もありがとうございました



そして、デニム本来の価値。

新品を新品として提供するのではなく、

新品なのに使い込んだように加工して、

それを高い価値にしてしまうデニムのすごさ。



通常、洋服の生地などは

着ていくたびに劣化して

価値が下がってしまいますが、

デニムの場合、

それとはちょっと違うようです。



ジーンズは表と裏の糸の色が違います。

加工や履きこんでいくうちに

裏の白の部分が出てきて、

その人の独自の風合いができます。

例えば、カーペンター(大工さん)が履くデニムのはきじわとか、

カウボーイのそれとか。

立ったり座ったりの作業が多ければ多いほど、

股の部分のシワ(ヒゲ)がくっきりでます。



そして職業や環境によって

擦れたり、

穴が開いたり、

ひげとよばれるアタリができたりの特徴がそれぞれ異なります。



その人や文化などが刻まれて、

時間をかけて履きこんだデニム。



そこに歴史や人生を感じとって価値が高まるということなのでしょうか。





今回の「匠」ゴールドも

まさに立体感のあるバランスのよい仕上げになってます。

リアルにはきこんだ風合いがデニムの聖地、

児島の「匠」集団によって、

いくつもの加工過程を経て作り上げられました。



もちろん、一つ一つの表情が違います。

作り手の思いがそこに込められております。
ここからまた、履きこんでもらってさらにご自身の時間とともに出来上がっていく

過程を楽しんでいただけたらと思います。





こちらで販売してます。







「令和」の蕨上田もどうぞよろしくお願いいたします

墜落制止用器具その5

今回の「墜落制止用器具」に関しての法改正に基づいて、

駆け込み需要が多くなってまいりました。



お客様とお話を聞いてみると、

色々な情報が飛び交っていたり、

こちらの認識が異なっていたりなどあったりあったりあったり…



今回多かった質問やお問い合わせなど集めてみました。



「墜落制止用器具」と記載されていないハーネスでないとだめですか?



→いいえ、まだ現行規格の「安全帯適合品」で大丈夫です。

(2/1時点でまだ入っていないメーカーさんもあります。それこそ、駆け込み需要が多くて、現行のハーネスを作るのに手いっぱいだったそう
新規格のハーネスを作るのが遅れてしまってそうです)



※第1種、第2種と書かれたショックアブソーバ付のランヤードなどは残念ながらまだ全然入ってきておりません。



新規格の胸当てベルトのバックル部分は金具でないとだめですか?



→いいえ、肩ベルト、腿ベルトなどが主ベルトに対して、胸あてベルトや骨盤ベルトは副ベルトとなります。

副ベルトに関しては特に金具というような言及はしておりません。



新規格のハーネスは「骨盤ベルト」はないとだめですよね。



→いいえ、骨盤ベルトは以前「尻当てベルト」という名前でした。

今回「骨盤ベルト」に名称変更して、

骨盤を覆うためのベルトという定義のため、

特に骨盤ベルト(=ここでいう骨盤ベルトは要は尻当てベルトという認識だと思いますが)

がついていないとダメということではなさそうです。



ただ腿ベルトがV型のタイプはこの骨盤ベルトがあった方が衝撃は緩和されるそうですので、

ないよりはあった方がいいかもしれません。

(腿ベルト水平タイプはそこまでの影響がないようです)



あと、

気になったのが、

1ある園芸やさんは、フルハーネスの着用をご存じなかったこと。

2ある看板やさんは、ハーネスの着用は8月からでいいと言われたとのこと。

3ハーネスを着用しながら、胴ベルトにランヤードを付けてもいいと言われたとのこと。



告知がうまくいってなかったり、



法よりも

親方?職長?の現場の意見が強かったり、



現実問題として、みんな揃ってスタートというわけにはいかないのだということが分かりました。



私たちも法ありきのハーネス着用

ではなく、



皆さんの安全を守るためにハーネスを着用することの意味



を考えて、少しでもお役に立てるよう提案していきたいと思います。



一足先に椿モデルから

墜落制止用器具適合品

が2種類出ました



こちらが1つ目。

縫い目の色が異なっているのが分かります。
墜落制止用器具適合品HYF1型
椿モデル「墜落制止用器具適合品」パート2こちら

胸ベルトのバックルが金具、また、骨盤ベルトがついているタイプです。
墜落制止用具器胸かけベルトアル三合金製HYF2

墜落制止用器具その4

★ショックアブソーバの種類

今回の改正でフックを掛ける場所に応じて、ショックアブソーバの種類が変わります。



ランヤードはリール式、ロープ式、蛇腹式、また、長さなど色々ありますが、それに付いているショックアブソーバ(略してSA)が2種類になります。



第一種ショックアブソーバ

腰から上にフックをかけて作業を行う方向けです。

この第一種SAを備えたランヤードを

タイプ1ランヤード」といいます。



第二種ショックアブソーバ

足元にかけて作業する必要がある方向けです。

この第Ⅱ種SAを備えたランヤードを

タイプ2ランヤード」といいます。



まだ実物を見ていませんが、落下距離も長くなるので第2種SAの方がごつくなるのでしょうか...



ガイドラインにはフルハーネスを使用するときは、6.75mを超える箇所で使用してくださいと記載されています。



この根拠となるのが、

第2種SAです。



第2種SAで足元にフックを掛けた場合、

自由落下+SAの伸び+ロープが引っ張られて伸びる長さ等

色々計算をしていくとm(__)m、6.75mになるそうです。



なので、それ以下でハーネスを使用すると、

地面に到達してしまう恐れがあるため、

6.75mを超える高さで使用するように定められています。



ただし、第一種SAの場合は、

その計算をしていくと、4.5mほどになります。(計算式は割愛しますm(__)m)



フックの取り付け高さが、

腰より高い位置しか掛けないという方は、

4.5m≒5m以上での高さでフルハーネスを使用するのが望ましいとされています。

(柱上作業をされる方はさらに上にフックをかけるので、

2m以上での使用が推奨されています)
フルハーネス型墜落製用器具の知識
(「フルハーネス型墜落製用器具の知識」より抜粋)



万一の落下事故を最小限にするためにも

作業に応じたランヤードを選ぶのが良いですね。



現在はまだ販売されておりませんが、

第1種か第2種なのかは

ショックアブソーバ本体に表示されておりますので、

ご購入の際に確認してみてください。