2022.03.07
ハーネス
2019年より猶予期間だったフルハーネスの着用義務化が2022年1月2日より完全実施化されました。
それに伴って今回初めてハーネスを着用する方や以前より使っていた「安全帯」から「墜落制止用器具」に買い換える方などの
需要が一気に高まりました。
当店も以前よりフルハーネスを揃えておりましたが、現在に至っては品薄状態でお客様には大変ご迷惑をおかけしているといった状況です。
半年まえからの商品がなかなか入ってこないものもあったりなど、事情を探るべくいろいろな人に話しを聞いたり少し調べてみました!
世界経済のネタ帳(https://ecodb.net/commodity/aluminum.html)
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上の表はハーネスやランヤードのフックなどに使われているアルミの価格です。
ここ数年で急騰しているのが分かります。
なぜこんなに高くなってしまったのか理由を探ってみますと
①資材不足
アルミの元となるボーキサイトの原産地、アフリカのギニアが政情不安により価格が急騰したため。
②生産不足
中国の計画停電。
環境問題でアルミを生産する際に排出される二酸化炭素を制限するため(←北京オリンピックの大気汚染問題などに対応)に工場が週3日の稼働だそうです。1日に出来る数が限られてしまいます。
③ロシアの制裁
製造工程で大量の電力を使うアルミですが、電力に使用される天然ガスの主要産出国のロシアの制裁により、供給がままならなくなっているためアルミをたくさん作ることができなくなっています。
これだけ一気に上がったら影響ははかりしれません。価格が落ち着くのを待っているのか、価格に上乗せして商品を作っていくのか、そもそも作る場が整っているのか、などどちらにしても困難な状況であることは間違いありません。
また、他の要因として
④物流不足
新型コロナの影響による人手不足。
海外から商品を日本に送ってもらうのに、コンテナや荷揚げする方たちが不足していてなかなか出航できないそうです。
そんなこんなで
アルミが不足→価格高騰
→アルミが確保できても生産が限られてしまう。
→生産できても出荷までに時間がかかってしまう。
(→出荷するための運賃の値上がりも凄いことになっているそうです。)
こんな状況なので、入荷の予定もお知らせすることが出来ない感じです。
どこかがつまずいてしまうと、あっという間にひずみがきてしまう。
変な話しですけど、世の中が平和であってこその安定した商品なんだなと思いました。
かといって、手をこまねいているわけではありません。
わずかではありますが、ちょこちょこ入荷はしております。
当店もお客様のご要望にお応えできるよういろいろな所に声を掛けています。
入荷しましたら、すぐに当店インスタ、yahoo蕨上田にアップいたしますので、
こまめにご覧いただけましたらと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
2020.11.11
ハーネスの話し
工事現場の近くを通ると、高所作業をしている建設業の方が、身体に安全帯を付けています。
今はそれらを総称して「墜落制止用器具」という名前に変わり、該当する職人さんたちは2021年1月より着用が義務化されることになります。
それに伴って各メーカーさんも新規格のフルハーネスを出してきました。
出だしの頃は品切れが多かったですが最近は数も安定してきていると思うので、お好みのものを選択できそうです。
墜落制止用器具の選び方のポイントが3つあります。
Aメーカーで選ぶ
B形で選ぶ
C色で選ぶ。
D価格で選ぶ
E規格で選ぶ
●タイタン サンコー株式会社さん
ポイント:外観の格好良さ
「命を守るため」からさらに一歩進んで「よりかっこよく、よりスタイリッシュに」
とデザイナーさんを起用していらっしゃいます。
江戸鳶、PANAGAEA、HORIZONなどと名前の付け方もかっこいいです。
●ツヨロン 藤井電工さん
ポイント:規格にあった商品構成
社名の通り、電工関係に強い会社です。まだ墜落制止用器具が安全帯と呼ばれていた頃、カスタム仕様をお願いしておりましたが、(ランヤードの長さを変えるとか、フックの形状をアルミにしてとか)通らず…。官公庁関連に多いのもうなずけます。
●椿モデル
ポイント:価格・シンプル
ユーザーさんが使いやすいように、シンプルな形状、シンプルな価格をとことんとことん考えた商品が多いです。価格で訴求したものについてはもちろん新基準を通った上で、縫製箇所とか、金具の材料などで調整しています。
大まかに分けて、3つポイントがあります。装着したときの背中の部分。
後ろから見てバッテン(X)の形になっているもの(以下X型)と肩から背中中心から足に向かって一つになる(Y)の形になるもの(以下Y型)と2種類あります。
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X型のメリット・デメリット
メリット
腰にかかる負担が軽い
デメリット
腰道具を付ける位置が少ない
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Y型のメリット・デメリット
メリット
胴ベルトに腰道具を装着する面積が広くなる
デメリット
X型に比べて比較的軽い
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X型の主なフルハーネス
・タイタン:PANGAEA、江戸鳶
・ツヨロン:黒影
・NRK
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Y型の主なフルハーネス
・椿モデル:HYF1.5、HYF2.0
・ツヨロン:飛燕
・ポリマーギヤ:3PHN
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販売されているほとんどのフルハーネスは黒になりますが、他の色で作っているところもあります。
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・タジマ
赤、白のライン
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・蕨上田
エンジ、紺
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素材、鋼材を吟味して価格優先で出しているものもあります。
手頃な価格とはいえ、そこに妥協はございません。
・腿部分パススルータイプ
腿を装着するバックル部分にワンタッチバックルとパススルータイプの2種類があります。ワンタッチバックルの場合は価格に反映しており、パススルーの場合は抑えられた価格の場合が多いです。
ただ、総じてワンタッチバックルは重量があるため、あえて軽量のパススルーを選択されるという場合もあります。
・金物の部分
サイズを調整するところにはそれに伴う金具が付いております。
その金具が鉄なのアルミなのかステンなのかで価格帯が変わってきます。
「墜落制止用器具」は落下時に身体を支持する「フルハーネス」(ハーネス本体)、落下を制止して身体を支持するフルハーネスやベルトをつなぐ「ランヤード」(ロープやリール、フック、ショックアブソーバからなる)を合わせたものがフルハーネス型墜落制止用器具になります。
選定ポイントは以下となります。
3はランヤードに関してになりますので、フルハーネスに関しては①と②の要件を満たしたものとなります。
使用製品の取り扱い説明書を読んで、正しく装着してください。
2020.10.30
鳶職人の歴史
高所を華麗に動き回る様から「現場の華」とも称される鳶職。その起源は1400年前の飛鳥時代にまでさかのぼります。
政治家で知られる聖徳太子は、中国から大工道具を輸入し、建築に関わる職人の育成や法隆寺の建設に尽力しました。
彼がつくった建築技術者の組織では、土に関わる職人を左官、木に関わる職人を右官と呼んでいました。
寺社や朝廷の建築物を管理する木工寮という役所が
設立され、その中で最も位の高い役職を「大工」と呼びま
した。もともと大工は、職人の長・上位者という位置づけで使われていました。大工とい
う言葉はここで登場しました。
ちなみに今も使われている「差し金」を考案したのは聖徳太子と言われています。
「大工の神様」言われていたそうです。
建築に関わる木工職人全般を大工と呼ばれるようになると、大工職人の仕事が細分化し
宮大工や建具大工など様々な専門職種が登場しました。
江戸は世界一のリサイクル社会でもあったためか、職人の種類は140もありました。大工はさらに細かく分類されるようになり、堂宮大工(略して宮大工)、商人の商家などの町大工、家大工、屋形大工という区分もあり、船大工、車大工、水車大工、機(はた)大工、農具大工、遊郭大工というものもあったそうです。
江戸時代を象徴するような職業が大工です。宮大工、家具大工、船大工など、大工もさまざまに分類されます。建築全般に関わる職人を、江戸時代では大工と括っていました。
そんな大工ですが、町民の給料が300文だったのに対し彼らは540文だったそうで、かなりの高給取りでした。
代表的な職なのにはまだ理由があります。鳶職人にはもう一つの顔がありました。それは火消しです。木造建築が立ち並ぶ江戸の町は頻繁に大火事が起こったため、家屋の構造に詳しい鳶職人たちが現場に駆けつけ、周囲の家々を破壊し被害を最小限に留めていたそうです。落語がひんぱんに大工を描くわけです。
(ちなみに、火消しの際 にも使った「鳶口」という道具から「鳶職人」と呼ばれるようになったといいます)。こ うした活躍もあって、左官、大工、とびは、「華の三職」と呼ばれていました。
大工に限らず、一人前の職人になるには長い修行が不可欠です。江戸の場合、子供は寺子屋に通い、ある程度読み書きができるようになったら親方のところで働き始めます。しかしすぐに仕事は教えてもらえず、親方や兄弟子の仕事を見ながら少しずつ覚えていきました。
一般的には、おおかた10年ほど修行した後に約1年間御礼奉公をして独立したと言われています。優柔不断でなかなか独立に踏み切れず、挙句の果てに女房に逃げられたという設定の、藤沢周平の『よろずや平四郎活人剣』(文春文庫)に出てくる芳次郎という大工 もいます。
現代で鳶職人というと、一般的に高所での作業を専門とする職人のことを指します。どの業者よりも先に現場に向かい、仮囲い(工事現場の柵)を組み、鉄骨を組んでいく。最初に現場入りし最後に現場を去ることから「建設は鳶に始まり鳶に終わる」と言われています。さらに作業の種類や職業などによって足場鳶、重量鳶、鉄骨鳶、橋梁鳶などに分けられます。
『WORKERS TREND』, (参照 2020-9-25)
https://ncode.syosetu.com/n3190eu/13/
https://build-up.jp/work/338/
http://ashiba-best-partner.co.jp/magazine/ashiba-tobi/
https://wawawork.work/workerstrend/license/211/
岡村直樹(2018)『時代小説がもっとわかる!江戸「仕事人」案内』天夢人
石井明(2016)『江戸の風俗事典』東京堂
2019.03.26
墜落制止用器具-ハーネスの選び方
安全帯に関する政令が改正されて、約1か月たちました。
新規格の墜落制止用器具
(ハーネスとランヤード)も
だいぶ出そろってまいりましたが、
売れたので再注文しましたら、
次入ってくるのが、
10月ですって...!?
うおーぉォ なんちな!
現場のニーズに比べると、
商品が間に合ってない状況です
ただ、まだ旧規格のハーネスもご使用になれますし、、
お近くの作業着屋さん、
またはネットショップなど、
どこかには必ず在庫してありますので、
お急ぎの方は問い合わせしてみてください。
あ、こっち?
ハーネスの選び方~書いてみました~
ご参考になされてくださいませ
①体にあったものを選ぶ。
まず身長と体重でサイズを選びます。
サイズの目安というものが説明書や箱に書いてあります。
ツヨロンさんの箱から引用しました。
身長175cm、体重75kgの方はMサイズ。
この辺を基本にしてみられるといいのではないでしょうか。
あとは、同じ身長体重でも座高や足の長さなどでサイズが異なる場合もございます。
サイズ選びは安全性を確保するうえで重要なポイントだと思いますので、慎重にお選び下さい。
②背中の形状(Y型orX型)
ランヤードの接続部分からまっすぐ下に1本のびているのがY型。ランヤードの接続部分で交差しているのがX型です。
Y型は見てのとおり、面積が少ないので、
その分、腰道具をぶら下げることができます。
また、体に接触する部分がすくないため、夏はXに比べると暑くないという噂もあります。
X型は見た目の安全性でしょうか。
安全性は試験で結果がでているので、YでもXでもどちらでもいいような気がしますが、
個人的にはですね、
X型のハーネスはかっこいい!
(理由が不純なので、小さく、でも主張したいので太字で書きました!ウシシ)
右と左のバランス、
左右対称のところがおちつきます!
以上でございます。
③腿ベルト部分の形状(水平型かV型か)
腿ベルトの形状も2タイプあります。
V型モデルは3Mのハーネス。
こちらはしっかりホールド感があり、
水平型は余裕があります。
鳶を着用している方は鳶服のフォルムにも関係するのか水平型を
お選びいただいております。
ただ、ストレートのパンツを着用している方も
当店ではほぼ水平タイプを購入されます。
作業されるときにどう感じるか、着用感なので、好きか嫌いかでお選びいただいていいかと思います。
④腿ベルトの装着
腿ベルトを装着するときワンタッチバックルかパススルータイプがあります。
ワンタッチタイプは簡単に着脱できますが、その分重量があります。
パススルータイプは金属部分が軽いのが特徴です。
⑤各メーカーさんの比較、特長
当店での取り扱いメーカーは
サンコーさん、
ツヨロンさん、
椿モデルさん、
タジマさんが主です。
メーカーによってもそれぞれの得意分野などで、
特長がかわってくると思います。
椿モデルさんはかなり早い段階からハーネスを仕込んでましたので、
法令改正に合わせて、びしっと商品をそろえてきました。
シンプルで調整可能。
自分仕様にあわせることができます。
また、コスト重視です。
椿モデルHYF2
椿モデルHYF1
ツヨロンさんは、すぐに使えるようランヤードとのセットの種類が多いです。
三つ打ちのランヤードとのセットは、あまり使用しないけどとりあえず持っておこうという方にはいいかもしれません。
ランヤードは単体で販売していますが、リール式は巻き戻るタイプが多い中、途中で長さを設定できるなどランヤードはこだわってます。
ツヨロン ライトハーネス
ツヨロン ワンハンドリトラ
タジマさんは
ハーネスとランヤードのセット、
ハーネスだけ、
ランヤードだけ。
色も
黒、
白、
赤で揃ってます。
コスパ重視のもあるかと思えば、アルミなど素材にこだわった
商品も。
縫製箇所が多くこだわりの商品といった感じです。
ハーネス関連の商品も多いので、(腰当てや、肩パッドの種類も豊富です)、
いろいろとカスタマイズするにはいいかもしれません。
タイタンさんは、安定のといいますか、当店のお客様は指名買いが多いです。
新規格がでているにも関わらず、旧規格の方が着慣れているからと、迷わずそちらを買っていかれます。
鳶さん仕様の江戸鳶に加えて、
新しくでたPANGAEA(←まだアップしてないので、旧規格です)
すたいりっしゅ。
2018.09.15
天気
今年も3分の2が過ぎようとしています。
まだ振り返るには早いですが、
天気に左右された年のように思えます。
1月2月の都内、北陸地方の大雪に始まり、
早めの梅雨明け、
7月には記録的な猛暑、そして西日本を中心とした豪雨。
自然は私たちの心を豊かにしてくれますが、
同時に厳しさ、恐ろしい側面もあります。
暑くて靴底が溶けてしまったという方がいらっしゃいました。
私たちは今度は溶けない靴底を発明するのでしょうか。
空調服を熱風しか入ってこないという方がいらっしゃました。
今度は暑さに負けないもっと涼しい服を発明していくのでしょうか。
たくさんの人たちが快適に働きやすいようにいろいろな技術などでこの異常気象ともいえる天気に
解決できるものなどを考えて下さっています。
ただ、やはり自然は偉大すぎて…。
もし自然に寄り添う形で人の働き方を変えていくことができたら、
私たちの暮らしとこどもたちにつながる未来はどうなっていくんだろうとふわっと思いました。
※アシックス、ピーク新作続々入荷してます!
2018.07.02
TUKURU TUKAU URU
普段、私たち作業着屋で販売する商品たち。
工具などは
①メーカーさんが作ったものを、
②問屋さんが、たくさんある商品数の中から
「ここのお店の商材はこういうお客様が多いから、これとこれとこれを持っていこう」
③問屋さんが当店に来て商品のご案内
④その中で気に入った物をお願いする。
と言う流れ。
作業着などは
①メーカーさんが次の季節(今でしたら秋冬モノ)の展示会を開いて、
②私たちがこういう商品で今年の秋冬は売っていく。
③狙い撃ち(全部導入できるほど大きいお店ではないので(^^;;)して、お願いする。
④メーカーさんから当店に入荷
⑤お客様に販売
という流れ。
ウララ♪ウララ♪ウラウララ〜
(ごめんなさい️)
私たち小売りサイドで考えると
どちらかというと、
メーカーさんのオススメを買う感じなので、
作る人(メーカー)→売る人(小売り)
の構図が成り立ちます。
メーカーさんサイドで考えると、
①今度はどんな商材を作ろうか。
②こういうの作ってみたけど、
信頼できる使う人に聞いてみよう、と
作る人(メーカー)→使う人(お客様)
の構図になります。
当店は相当小さいお店ですので、
お店番をしていて、お客さまの声を聞くことはよくありますが、
問屋さん、メーカーさんが
オススメしてくれた商品を売る、
お客様も普通にご購入されていく、
と言う流れを特に何とも思いませんでした。
今回、縁ありまして、
この業界では相当有名なメーカーさんのお計らいで、
信頼関係の強いその商品を使う人たちとの懇親会がありました。
作る人⇄使う人⇄売る人⇄作る人
今までのなんとなく一方方向の関係性から、
それぞれの立場で相互に関係性を持たせていただくきっかけを作って下さいました
もうですね、本当に、
勉強させていただきました。
メーカーさんの社長さんがきいたら「そない堅いこと言わんで、楽しみましょ」といわれるのは承知のうえですが、
もう一度言います。
参加させていただいてとても勉強になりました。
(声小さい)
社長さんと使う方々の真剣勝負。
試作品を見てもらって、
良いことは言わなくていい、
ダメなとこだけ言ってほしい。と言って、
それに応えてきちんといいにくい事をいってくれる使う方々。
反対にこんなの作ってと言う使う方々。
よし作ったろうと言う社長。
作る人も真剣。
使う人も真剣。
そして売る私たち…。
私たちの出来る事。
それは
魂のぶつかり合いでできた商品の
背景をきちんと知っておくこと。
そして、それを大事に大切に売る事。
ホコリが被らないように、丁寧にふいて、
きちんと並べて見やすい様に、
商品自体が堂々としていられること。
気持ちの入った
商品の魂が小さくしぼまない様に
最高の状態でお嫁に出せるように、
いつでも準備を整えておくこと。
今回本当に
参加させていただき良かったです!
ありがとうございました!
TUKURU人、TUKAU人に負けないように、
URU私たちも頑張ります
ちょっとだけ見せてあげまーす
o(〃^▽^〃)o
ペンチ1本、ペン1本から配置する場所が決まっているそうです。
きちんとされている感じが伝わります。
設立周年を機にそろえたとおっしゃっていたと思います。
もちろん特注品です。アイデアをたくさん出されている方と聞きました。こちらの腰道具も相当な重量ありそうです。
2018.06.16
蕨周遊ツアー
北海道を除く日本全国梅雨入りいたしました
しばらくムシムシした日が続くと思いますが、
どうぞ体調崩さないように、たくさん食べて、よく寝て、この時期を乗り切ってください
そんな梅雨の間の晴れ間
当店にステキなお客様たちがお見えになりました
ヒントです
なんと!
小さいお子さんを連れているママさんたちによる
今回蕨市のまちづくり連合会の企画で、地元の商店をまわってみようというツアーに当店を選んでいただきました
考えてみましたら(考えてみなくてもですが
(^^;;)、当店の販売主品目は鳶服、工具、安全靴などなど。
旦那さんやお父様など身近に関係される方がいらっしゃらないとなかなか足を運びにくいお店です
(総務省の統計によりますと、2018年、建設業に携わる就業者数が約504万人、全人口の就業者数が約6850万人なので、大体100人に7人くらいの割合で、建設業に関わっているということになります。さらに作業される方、の中の限られた専門職の方向け、ホームセンター、ワーク○ンは全国的認知度100%ですが、作業着屋さんという、存在自体、おそらく知らない方も多いと思います。まだまだですね(^^))
今回は、そういった市民の方たちに気軽に足を運んでもらう事と、また、こういった仕事をされてらっしゃる方の事をお店を通して知ってもらおう!と企画していただきました
(*゚▽゚*)
ママさんたちに鳶服を着てもらいました
ジャン!
一番上のイエローは当店オリジナル狐色です。
麻のような手触りです。
チェックのシャツにも合うんですね
⇧発見!
2番目の写真はオリジナルの弁柄。
薄地のシャツを羽織って
お手製のベルトを長めに垂らすと、
濃い色ですが、夏らしく見えます。
そして、最後のデニムは、
バートルのジャケット。
あまりにもサイズ感ぴったり
コーディネートバッチリ!
すっかり持参されたものだと思ってました
そんな感じで、最後はみなさんの笑顔でポーズ
そうそう、最後の最後に、
こちらを企画していただきましたコーディネーターの方のお写真を!
(ハーブグリーンオリジナル鳶です。)
手に持っていらっしゃるのは、
蕨りんごのサイダーです。
なかなか口に入れることのできない蕨市の貴重な特産品です。
コーディネーターの方にはツアー朝から着ていだきました!
メチャクチャ似合ってます(*゚▽゚*)❣️
かわいいお子さんと明るく笑顔のステキなママさんたちに癒された日でした☺️
という事で、
みなさんもぜひ、気軽に遊びに来てくださいね
2018.05.01
出会いの季節
4月に入りました。
春は出会いの季節です。
先日、当店のスタッフが、学校の休みを利用して東京から友達がいる大阪までヒッチハイクをすると言ってきました。
はじめは、そんな人の善意をただで利用するなんてやめた方がいいと言ったのですが、
お金もないし、行ってきます。と...。
結果、
その日のうちに友達の家まで到着したそうです。
50歳過ぎた位の夫婦や
大きなトラックや予想以上に皆さん
車を止めてくれたそうです。
デコトラに乗っていたお兄さんは御殿場まで乗せてくれたそうですが、
仮眠で少しここで休むけど、待っていてくれたら友達の家まで送ってあげるとまで言ってくれたそうです!
さすがにそこまで甘えられないと、降りましたが、
その後も電話で車に乗れたかどうか心配してかけてくれたとのこと。
他のやはりトラックの運転手の方は、電話で彼女を紹介してくれて3人で楽しく話したと。
なんでみんなこんな見も知らぬ人に優しくしてくれるんだろうと。そのことを涙ぐみながら話してくれました。私もそれを聞いて涙ぐんでしまいました。
徹底的に人の優しさに触れた経験をしたスタッフはかけがえのない大きなものを得ることができたのではないでしょうか。
春は出会いの季節。
優しさにあふれたこの国に感謝です。
空調服始めました。
2017.11.13
~蕨~地名の由来1
当店がお世話になっておりますこの蕨市。
何気なく、この地で店を構えていましたが、なんだか調べてみると色々と面白そうです。
まず、
●面積が日本で一番小さな市。(町村を合わせても下から8番目!)
●人口密度が市町村で一番多い市。23区を合わせても全国で17位!)
●成人式発祥の地(蕨では成年式という)
●日本の市町村を50音順に並べると最後に来る
●JR路線で50音順で最後の駅。
(国内すべての駅だと割出駅(わりだしえき←北陸鉄道石川県)が最後(惜しい!)
軽く日本一が多くてびっくりです!
そんな蕨の地名はどこからきたのかしらべてみました。
所説ありますが、
その一つを...。
平安時代に在原業平という今でいうイケメンチャラ男?が各地を旅していたところ
このまちに来た時に、
どうも道に迷ってしまったようで、
日も暮れて、雨も降って来てにっちもさっちもいかなくなってしまいました。
しばらく歩いているとようやく、人家を発見。
たずねるとその家は年老いた祖父と娘の二人暮らし。
娘さんは心の優しい人で、
「おもてなしできるといえば、この藁のみです。
でも、藁の火で暖をとりますと、3里(1里約3.92km)を歩いても寒さを感じないほど体の芯から温まります」と
燃料として大事な稲藁をどんどん燃やしてくれました。
「里の名前は?」ときくと名前はまだないとのこと。
どんな辺鄙な場所でも人の住む里に名がないのはおかしいと、
「これからは藁火の里と呼ぶように」といったとのことです。
この娘さんにも素敵な歌作ってあげたんだろうなぁ
2017.11.06
女子のワークファッション
当店は作業着やです。^_^
鳶衣料の他に、安全靴、仕事に使う道具など取り揃えております。
ご来店くださるお客様は圧倒的に男性の方が多いです。
また、昼間などは近所でお仕事されてる方の他に、奥様や彼女たちが、頼まれてソケットや手甲など買いに来られます。
建設業はかつて男の職場といわれておりましたが、国の政策や人口の減少などで
いまでは少しずつ女性が活躍する現場も増えてきているようです。
もともとレディースの作業着自体が少ないのもありますが、当店のように小さいお店ですと、男性向けの作業着をどうしてもメインで多く陳列することになります。
そこでHPの方でメンズでも女子が着る事ができる「かっこかわいい」ワークファッションカテゴリー作りました。
彼氏の作業着を借りてもOK,おそろいで着てもOKのワークファッションカテです。
ワークファッションは安全第一が一番の特徴です。ちょっとしたDIYなどをする時も、Tシャツなどの「汚れてもいい格好」から「安全に作業できる服」へ、意識を変えてみてもいいかもしれません。男性も女性も安全に着る事のできるワークファッション、少しずつアップしていきたいと思います。