2019.03.26
墜落制止用器具-ハーネスの選び方
安全帯に関する政令が改正されて、約1か月たちました。
新規格の墜落制止用器具
(ハーネスとランヤード)も
だいぶ出そろってまいりましたが、
売れたので再注文しましたら、
次入ってくるのが、
10月ですって...!?
うおーぉォ なんちな!
現場のニーズに比べると、
商品が間に合ってない状況です
ただ、まだ旧規格のハーネスもご使用になれますし、、
お近くの作業着屋さん、
またはネットショップなど、
どこかには必ず在庫してありますので、
お急ぎの方は問い合わせしてみてください。
あ、こっち?
ハーネスの選び方~書いてみました~
ご参考になされてくださいませ
①体にあったものを選ぶ。
まず身長と体重でサイズを選びます。
サイズの目安というものが説明書や箱に書いてあります。
ツヨロンさんの箱から引用しました。
身長175cm、体重75kgの方はMサイズ。
この辺を基本にしてみられるといいのではないでしょうか。
あとは、同じ身長体重でも座高や足の長さなどでサイズが異なる場合もございます。
サイズ選びは安全性を確保するうえで重要なポイントだと思いますので、慎重にお選び下さい。
②背中の形状(Y型orX型)
ランヤードの接続部分からまっすぐ下に1本のびているのがY型。ランヤードの接続部分で交差しているのがX型です。
Y型は見てのとおり、面積が少ないので、
その分、腰道具をぶら下げることができます。
また、体に接触する部分がすくないため、夏はXに比べると暑くないという噂もあります。
X型は見た目の安全性でしょうか。
安全性は試験で結果がでているので、YでもXでもどちらでもいいような気がしますが、
個人的にはですね、
X型のハーネスはかっこいい!
(理由が不純なので、小さく、でも主張したいので太字で書きました!ウシシ)
右と左のバランス、
左右対称のところがおちつきます!
以上でございます。
③腿ベルト部分の形状(水平型かV型か)
腿ベルトの形状も2タイプあります。
V型モデルは3Mのハーネス。
こちらはしっかりホールド感があり、
水平型は余裕があります。
鳶を着用している方は鳶服のフォルムにも関係するのか水平型を
お選びいただいております。
ただ、ストレートのパンツを着用している方も
当店ではほぼ水平タイプを購入されます。
作業されるときにどう感じるか、着用感なので、好きか嫌いかでお選びいただいていいかと思います。
④腿ベルトの装着
腿ベルトを装着するときワンタッチバックルかパススルータイプがあります。
ワンタッチタイプは簡単に着脱できますが、その分重量があります。
パススルータイプは金属部分が軽いのが特徴です。
⑤各メーカーさんの比較、特長
当店での取り扱いメーカーは
サンコーさん、
ツヨロンさん、
椿モデルさん、
タジマさんが主です。
メーカーによってもそれぞれの得意分野などで、
特長がかわってくると思います。
椿モデルさんはかなり早い段階からハーネスを仕込んでましたので、
法令改正に合わせて、びしっと商品をそろえてきました。
シンプルで調整可能。
自分仕様にあわせることができます。
また、コスト重視です。
椿モデルHYF2
椿モデルHYF1
ツヨロンさんは、すぐに使えるようランヤードとのセットの種類が多いです。
三つ打ちのランヤードとのセットは、あまり使用しないけどとりあえず持っておこうという方にはいいかもしれません。
ランヤードは単体で販売していますが、リール式は巻き戻るタイプが多い中、途中で長さを設定できるなどランヤードはこだわってます。
ツヨロン ライトハーネス
ツヨロン ワンハンドリトラ
タジマさんは
ハーネスとランヤードのセット、
ハーネスだけ、
ランヤードだけ。
色も
黒、
白、
赤で揃ってます。
コスパ重視のもあるかと思えば、アルミなど素材にこだわった
商品も。
縫製箇所が多くこだわりの商品といった感じです。
ハーネス関連の商品も多いので、(腰当てや、肩パッドの種類も豊富です)、
いろいろとカスタマイズするにはいいかもしれません。
タイタンさんは、安定のといいますか、当店のお客様は指名買いが多いです。
新規格がでているにも関わらず、旧規格の方が着慣れているからと、迷わずそちらを買っていかれます。
鳶さん仕様の江戸鳶に加えて、
新しくでたPANGAEA(←まだアップしてないので、旧規格です)
すたいりっしゅ。