変わらないもの
時代の移り変わりとともに、
販売されてる商品も変わっていきます。
鳶でいうと、
7分ズボン(写真右下に写ってます)などは、
あまり見かけなくなりました。
万年(軍手)(←ゴムの部分が手塗り)も、
とても人気の商品でしたが、今はもうないです。
地下足袋もその内のひとつになります。
ピーク時は年間で8000足ほど売っていたそうです。
一年365日とすると、
1日につき約21足売っていた事になります
当店の稼ぎ頭だったのですね^ ^。
お店にもたくさん在庫をしていて、
階段の下にぎっしり詰んでる様子がみてとれます。(10枚こはぜでしょうか。パッケージも今と変わってないです)
今は代わりにasicsやミズノなどの靴が
作業用の靴として売られています。
いつの頃からか、地下足袋は現場では禁止されていると聞きました。
うちの店でも、
それほど出なくなりましたが…
それでも、
当店がずっとお世話になった商品です。
まだまだ現役で頑張ってもらいます。
昭和50年ごろの写真。
地下足袋が奥に積み上げられています。
その下は江戸一の鯉口。
現在。紺、白、黒の7枚と12枚こはぜを
在庫してます。
※老舗足袋業者をモデルにしたドラマ
「陸王」がテレビで放映されます。
もろに業界内の話なので、とても楽しみです