軍手と作業着やさん
昔の写真でも分かりますように、
かつて軍手は、
店先の洗濯バサミに吊られて売ってました。
(右上にちっちゃく写ってます。)
この形は、
足袋屋さん、タバコ屋さんでも、
同じ様式で販売していたそうで、
よくタバコ屋さんがうちに買いに来ていたそうです。
作業着やさんとしてやってるって思ったのってどの辺から?と聞いてみたところ、
「軍手をダースで売ったときぐらいかな」との事。
同じ奉公先で先に独立したショップさんで、
軍手を束にして店の前でドンと
置いてあるのをみて、
衝撃的だったそうです。
今まで1双250円位で売っていたのが、特紡(色んな糸の寄せ集めたもの)の誕生で、
1ダース250円ほどで売ることができたのですから、お客様にとっても嬉しかったと思います。
その頃は仕事が終わったあと、
夜、車で都内の軍手問屋さんに取りに行っていたそうです。
特紡軍手から純綿の軍手まで、約10種類ほどの軍手が置いてあります。